USB外付けDVDドライブをPCに接続した際認識されませんでした(デバイスマネージャーではエラーが出ていました)
事象
USB外付けDVDドライブを接続した際に、エクスプローラー上で本来表示されるはずのドライブが表示されませんでした
同じ型番のPC数台で試しましたが、一台のみ表示されない状況でした

次にデバイスマネージャーを確認します
[Windowsマーク]を右クリックして、「デバイスマネージャー」をクリックして開きます

「DVD/CD-ROMドライブ」を開き、該当のドライブを探します
今回は「HL-DTST DVDRAM GUD1N USB Device」というドライブ名が該当しました
(下記画像は名称が異なっていますが、気にしないでください)
また、該当のドライブ名には黄色い三角マークが付いており、エラーが発生している状況でした

該当のドライブ名を右クリックし、「プロパティ」をクリックします

デバイスの状態に「ドライバーが壊れているか、ドライバーがない可能性があります。(コード39)」と表示があり、ドライバー起因でドライブが表示されていないことがわかります

対処法
ドライバの再インストール(未解決)
まずはドライバの再インストールで解決できるか試してみましょう
デバイスマネージャーで、該当のドライブ名のプロパティを開き、「ドライバー」タブを表示します
「デバイスのアンインストール」をクリックします
デバイスマネージャーの開き方、およびドライブ名の確認方法は「事象」の項目を参照してください

「ハードウェア変更のスキャン」をクリックします

三角の警告マークが消えればOKです
消えない場合は以降の手順を実施します
メモリ整合性の無効化(未解決)
メモリ整合性を有効化している場合に、「コード39」のエラーが出ることがあるそうです
しかし、メモリ整合性を無効にするとセキュリティリスクが上がること、また今回これで解決に至らなかったため、条件によっては本手順はスキップしても良いかもしれません
一部の製品については、メモリ整合性を無効化して対応するように公式がアナウンスしていることがあるので、事前に該当の製品名でコード39エラーが出るケースがないか調べることをお勧めします(例:オムロンのCS1W-CIF31など)
詳しい手順はこちらの記事には載せませんが、下記サイトが参考になると思います
レジストリの削除(解決!)
こちらの手順で私は解決しました
レジストリの値を数か所削除します
手順は、下記を参考にさせていただきました
レジストリの修正は、誤った変更を実施するとPCが起動できなくなる恐れがあります
事前にバックアップを取るなど対策のうえ、自己責任で実施をお願いいたします
[Windows]+[R]キーを同時押しして、「ファイル名を指定して実行」を表示させます
「regedit」と入力して、「OK」をクリックします

「コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Control\Class{4d36e965-e325-11ce-bfc1-08002be10318}」を赤枠内に入力してエンターキーを押します

「Upperfilters」と「Lowerfilters」を探します
今回自分の環境では「Lowerfilters」だけありました

「Upperfilters」もしくは「Lowerfilters」を右クリックし、「削除」をクリックします
両方ある場合はもう片方も同じ手順で消します

PCを再起動します
まとめ
DVD/CDドライブの認識エラーの対処法はいくつかあるみたいですが、今回はレジストリの削除で問題を解決することができました
同じ型番のPC複数台で1台だけ事象が起きている状態だったので、レジストリが原因であれば納得です
何らかの要因でレジストリが破損してしまったようで、それを修復することによって解決しました
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