サーバー室からちょくちょくピーピー音が鳴ってたのでUPSのバッテリー交換を実施した
バッテリー交換のタイミング
バッテリー交換が必要になると以下の様な状態になる
・バッテリー交換マークが赤点灯している
・時々UPSから警告音が鳴る
およそ2~3年に1回ペースでの交換が必要
始める前の注意点
UPSの主電源およびUPSに挿しているサーバー等の電源はそのままの状態で実施する
仮に電源を抜いてしまうとバッテリーモードに切り替わり、サーバーがシャットダウンしてしまうので絶対に抜かないこと
バッテリー交換
今回はSmart-UPS 750 RMのバッテリーを交換した
古いバッテリーの取り出し
①前面のカバーを外す
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②ドライバーでバッテリーの蓋を外す
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③赤と黒のケーブルの接合部を外す
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極力ケーブルを傷つけないように外す
④バッテリーを引っ張り出す
新しいバッテリーの設置
①替えのバッテリーを設置する
設置前に新しいバッテリーの日付記入欄に使用開始日を記入しておく
②赤と黒のケーブルを繋げなおす
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ケーブルはつなげた後にラベルの張ってある部分より奥くらいまで押し込むこと
そうしないと蓋が閉まらない
③バッテリーの蓋を付ける
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④前面のカバーを元に戻す
⑤テストボタンを3秒ほど長押しする
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左は電源ボタンなのでうっかり押さないように注意
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オレンジのランプが点灯しているがしばらくするとこちらも消える
バッテリー交換後
使用済みバッテリーの郵送手配
バッテリー買ったときに使用済みバッテリーの送り先が書かれた紙が入っているので、買った時の箱に使用済みバッテリーを入れて郵送する
思ったこと
バッテリーが重いのと、ケーブル外すのに力がいるので男手があると良い
作業は全体でだいたい10~15分ほどであまり時間かからず、覚えてしまえば簡単にできる作業だった
蛇足:停電時の運用について
停電時はUPSのバッテリーを使用してサーバーが稼働するが、バッテリーが切れたときにサーバーの電源もぶつ切りになってしまう
UPSバッテリー使用時に、安全にサーバーをシャットダウンするには別途下記のようなソフトが必要
※ 本作業で使用しているSmart-UPS 750 RMは古い製品なので、対応するPowerChuteのバージョンは販売終了している。そのため、下記は現在販売中の型番のもの。
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